ランド オブ ザ デッド

映画が始まる間の番組で監督が現在の社会を描いているのだみたいに言っていたので
そう思って見ていたのですが、
つまり、アメリカ人にとっては外国人はゾンビみたいに殺しても殺しても
次々に襲い掛かってくる侮蔑と恐怖の対象なのだなと思いました。
フランス−カナダ−アメリカ映画となっていたのでアメリカ人とは限らないけれど
そうでなければ、根拠を捏造してまでイラクに戦争を仕掛けたりしませんよね。

銃で狙っているにも関わらず、フェンスを越えてゾンビがやってくるあたりは
メキシコ国境を越えてやってくる移民のイメージなのではないか?
だとしたらよく、メキシコ人は反乱を起こさないものだなあと思いました。
まあ、国連の場で、ブッシュを悪魔と呼んだベネズエラチャペス大統領も
いるから、南米全体で、反論しているのだとは思いますが。

それにしても、南米間を移動するのにマイアミで乗り換えなければならない
という問題を南米諸国は早く解決するべきだと思います。
ベネズエラ外相が空港で一時拘束というニュースもあったことですし
というか、国連を、治安の悪いアメリカに置いておくのも国際平和のために
なりませんね。