デイ・アフター・トゥモロー

おとといの夜に見たのかな。それも、途中から見ただけです。

ハリケーンカトリーナの後に見ると、リアリティを感じます。あれが超大国アメリカの姿か? とかニュースでさんざん言われましたが、現実の方が悲惨ですね。というか、多分、見ていない導入部分では、前代未聞のカトリーナのようなハリケーンが前兆現象としてあったのでしょうと勝手に想像しています。

図書館に避難するというのは原型があると思うのですが何でしょう? 鯨に飲み込まれるシーンとか、笑って体が浮くシーンと同じくらい繰り返し登場するイメージだと思います。鯨に飲み込まれるのは聖書か何かにルーツがあるのでしょうが、図書館は何だったか? 自分でも、昔々、大学に入った頃に、人類が絶滅した後図書館に住み着いている男が出てくるSFを書いてコンテストに応募したことがあるのですが。何だろう? 野宿しながら図書館にこもってベストセラーの「アウトサイダー」を書いたコリン・ウィルソンとかかな?

『死都日本』にしろ、『ボルケーノ』にしろ、女性の登場人物は医療従事者というのも、定番というかお約束というか。

地震の被害を避けるために、副首都はメガフロート上に作って、播磨灘に置くべきだと僕は言っているのですが、急激な気候変動の際にはメガフロートごと移動できますね。などと空想に走ってしまうわけですが、京都議定書に調印しないブッシュのせいで、氷河期か来そうだとわかったとして、南に避難すべしとなったとき、現実の僕は、船どころか、車の免許さえ持っていません。つまりは、カトリーナで避難し損ねた人たちと同じ立場です。

そういえば、所ジョージの番組で東北のリンゴ農家の2800万円かけたリフォームの様子をやっていたのですが、それも寒さや雪への対策が第一の要点でした。細かな問題が無数にあって、何から手をつけて良いかわからないという状態は、実は、大問題を無視している証拠なのかな。