ウェイキング・ライフ

スターチャンネルで昨日見ました。
形態形成場理論とか、話題としては古くなっているような話が、延々続いていて、映像は目新しいので何の映画なんだろうと思いつつしばらく我慢していたら、交通事故で体が死んで脳が死に絶える前の数分の間に、脳が感じるだろう話を映像にしているのでした。

僕の読んでいないPKディックの作品の話が出てくるのですが、西暦50年の本と同じ登場人物の似た内容の作品を書いてしまっていたそうです。
エドガー・アラン・ポーの場合にも、後で起こった船で遭難した男の事件が名前まで同じだったとかいうのがありますよね。タイタニック号の沈没もあらかじめ、予言するような小説があったみたいだし。

グノーシス派ってどんなのだったか、忘れてしまいました。

自分でも、最近、思いついたことなのに、ずっと前に思いついていた気がすることがあります。細かなアイデアがいっぱい集まって後に出来上がるアルゴリズムに対して、その一部分のアイデアだけを思いついた過去の時点で、なんとかしようとしてもがいているときもあるので、実際に過去にそのアイデアを思いついて、それだけでは役に立たずに忘れてしまったのか? それとも、デジャビュなのか判断がつきません。

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関係ありませんが、以前チラッと目にしたまま忘れてしまったのですが、様々な物理量は連続ではなく離散的なわけですが、素粒子が空間内でとりうる位置も、連続ではなく離散的なのかも知れないと言っている物理学者もいましたよね。正方形と正三角形で平面をランダムに敷き詰めるパターンを見ていると、そんなのを思い出してしまいます。