オズの魔法使い

評価の高い映画であることは知っていたのですが、これまで見ていませんでした。昨夜たまたまディズニーチャンネルでやっていたのを見ました。でも、見終わってそのまま眠ってしまったので、ちゃんと覚えていないかも。
『バグズライフ』で唐突に幌馬車が出てきたと思っていたのですが、あれはオズの魔法使いの幌馬車だったのですね。あと、『フラッシュゴードン』で空を飛んでいた大群もこれから来ていたのかも。『スタートウォーズ』のC3POも『スタートレックNG』のデータもブリキを踏まえているのですね。他にもいろいろ驚くことばかりでした。
スタートレックヴォイジャーとかでは、昔のテレビのSFドラマシリーズが出てきたりするのですが、そこに出てくる計器はアナログの電流計だったりして、いかにもレトロな未来なのですが、オズの魔法使いの映画の世界はメカにこだわっていないせいで、古びていないわけですね。
あと、知情意のそれぞれの欠落した存在というのは、つい血液型占い見直しの動きということで、最近知ったクロニンジャーの初期の3因子とも関連しているかもと思いました。損害回避はライオンです。それ以外は符号が逆かも知れませんが、心理学の類型は、数を決めると似たようなものに落ち着いてしまうということかも知れません。(とか言いながら、僕は最近、三種の神器を指紋のパターンと結び付けてみたのでした。)
映画の中で、マンチキンの国からエメラルドの都まで黄色のタイルの道に沿って歩いていくのですが、それが渦巻き状に続いています。この渦巻きの方向が、「の」の字ではなく、「@」向きでした。姫路城の掘割は、3重の渦巻きになっていて、方向が江戸城と逆の「@」向きです。姫路での対応を考えると、遠くのエメラルドの都に相当するのはなにかなと思ったのですが、きっと、沿岸部にある大阪ガスの緑色のガスタンクです。手前に丸屋根の建物があって、奥のほうに水晶の結晶のような建物がたっています。大阪ガスのガスタンクの隣には、出光の撤退跡地があるので、そこにエメラルドの都を作れば丁度よいなと思いました。
「エメラルドの都」でイメージ検索すると、スノードームが出てきました。(フィレンツェのドゥオモのスノードームはあっても姫路城のスノードームはないなあとか不満に思っています。)スノードームのエメラルドの都はちょっと解像度が足りないので、個々の建物の形がわかりません。