『ビューティフルマインド』

『ビューティフルマインド』を見て、ナッシュ均衡という言葉が初耳でした。ゲーム理論の本を読んだのは20年も前のことだなあと、うかつだったかなと思いつつでも、
「ナッシュ ゼロサム ノイマン アダム スミス」で
googleのヒット数が6件と、見落としていてもしょうがないのかもとも思い直しました。例題に関する似た話題で
「ハンガリアンアルゴリズム」だと0件

数学の公式とか、計算アルゴリズムとか、同じものを大勢が再発見したとしても、呼び名なり説明中の変数名が変化したら検索もできないので、どうにかして欲しいのですが、、

計算幾何学で言っても、アダムスミス流に任せていたら、挟み撃ち戦略で都市への一極集中が起こってしまって、最適解にならないというのは当然なので、アダムスミスが150年生き残っていたというのは驚きで、当然といえば当然の事柄に気づくのに150年もかかったのだとすると、僕だけでなくて、世界中迂闊だなあとか思いました。とりあえず原作を注文したので、それを読む必要があり読めば、映画ほど話は単純ではないのでしょうが。

世界がこんなに迂闊なのだとすると、ブラックホールだって無いかも知れないとか思っています。かつて地球は平らだと信じられていた時代には、(日本の数盲官僚は今も)海の果てまで行くと船はこの世界から墜落してしまうと信じられていた様に、つい先日までは、ブラックホールに落ちてしまうともう脱出できないワームホールもホワイトホールもなく、重力に押しつぶされるだけではなく、スプラッターホラーの様に一部は外に飛び散ると思われていました。とかいう風に子供番組で解説する時代になっていそうな気がします。