『インサイド・マン』見ました。

銀行強盗の話になっていますが、
ベンジャミン・フルフォードの『暴かれた闇の支配者の正体』みたいに
戦争に協力して富を築いた奴が、節税のために無数の財団を使って良い人ぶっている
のが現実というものだということが第一の主張でしょう。
ブッシュ大統領の祖父がナチスに資金援助していたとかそういうのにも
つながっていると思います。

Vフォー・ヴェンデッタ』とかなり重なってもいます。
人質にも仮面を被らせることによる脱出というアイデア自体が繰り返されている以上
どこにルーツがあるのかは気になりますが、巨大な権力と戦う仮面の大衆という
テーマも手法も重なっています。

テレビに出てくる評論家は、官邸機密費で買収済みなのでグダグダしたことしか言わないし
アメリカの気に食わない番組を作ったり報道をしたジャーナリストは、アメリカの顔色を伺う
日本政府によって、痴漢の冤罪で逮捕されたり、CIAの手先の暴力団によって
自殺に見せかけて殺されたりする現状では、匿名性に隠れた闇からの攻撃しか残されていない
ということなのでしょう。

安倍首相は11月には1000人の自衛隊を危険なアフガニスタンに派遣するつもりという
うわさを聞くにつけ、そもそもアメリカがアフガニスタンの石油を支配しようとしたのが
悪いわけで、腹立たしい限りです。アフガニスタンの戦争が、軍事産業や石油産業や麻薬産業を
儲けさせ、さらなる人権侵害や圧制が広がっていくわけです。

韓国なんかは、親日の人の子孫の財産没収とかしていて、ひどい話に思えますが、
ナチスに協力した人の子孫が大統領をやっているアメリカよりはましでしょうか?